パソコンのつけっぱなしで寿命は縮まるのか?知っておきたい点

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パソコンをつけっぱなしにしていると、寿命はどうなるのでしょうか?

みなさんはこの疑問に興味はありませんか?

この記事では、パソコンのつけっぱなしで寿命は縮まるのか?ということについて詳しく解説します。

ついつい他の作業や携帯を使用したままにし、パソコンをつけっぱなしにすることも多いと思います。

やりがちなパソコンつけっぱなしも本当のところはどうなのか、しっかり確認しましょう。

毎日パソコンをつけっぱなしで寿命は減る

毎日使用後、そのままパソコンをつけっぱなしにしておくと故障はほとんどしません。

しかし、

小型パソコンやノートパソコンでは寿命が減ってしまう可能性があります。

その理由は、エアフローが良くない点です。

エアフローとはパソコン内部における空気の流れを良くする設計のことです。

起動すると、メインの処理装置(CPU),グラフィックカード(GPU)が大きく発熱して熱がこもりやすくなります。

この発熱を抑えるため冷却装置(ファン)が作動します。

しかしエアフローの設計がしっかりしていなければ、ファンがいくら冷却し続けても熱は内部にこもったままになります。

このため内部のパーツにストレスが加わり、一般的な寿命より短くなってしまいます。

場合によっては故障の原因となってしまうので、パーツをしっかり冷やすエアフローの設計は大切なのです。

よってパソコンを新しく買い替えたりするときは、エアフローの設計にも気を配るべきかもしれません。

パソコンのつけっぱなしからのスリープ時の寿命は条件次第

パソコンをつけっぱなしにし続けると、画面が暗くなり低電力モードになります。

暗くなりすぐにマウスなどを動かすとすぐに復帰しますが、これはスリープ(スタンバイ)モードと同じ現象です。

ではこのスリープ(スタンバイ)モードを多投すると寿命には影響するのでしょうか。

パソコンがもっとも電力を消費するのは、
シャットダウンや再起動を実行するときです。

またすぐにパソコンを使うときにはあまり良くないです。

このような場合にはスリープが使われると思います。

そしてすぐに使うからと思ってスリープにしたままということもあると思います。

この時パソコンのスリープ時の消費電力は1時間当たり0.8~0.9Wで90分以内であれば最も節電になります。

しかし上記のような、

長時間スリープをするのはマイナスです。

パソコンに小さな負荷をずっと掛け続けることになるからです。

よって作業状況、作業内容に応じたモードの使い分けが必要になります。

パソコンのつけっぱなしで消費電力が増え、寿命が短くなる

一般的なパソコンの消費電力は1時間当たり100~120W程度とされています。

この消費電力が年々変わっていきます。

何年も使っていくと劣化するので当たり前です。

しかしパソコンのつけっぱなしなどで劣化速度や寿命に影響してきます。

通常パソコンの電力消費が大きくなる原因は、起動やシャットダウンを頻繫に行うことです。

立ち上げなどでパソコンに一番負荷がかかるためです。

加えて起動やシャットダウンを実行するタイミングも重要です。

上記でも述べたように、スリープするときは90分以内が節電になる、このことが関わってきます。

つまり

・90分未満、使わないのであれば、スリープ。
・90分以上使わないなら、シャットダウン。

といったように使い分けるタイミングも重要になるということです。

また自身のパソコンの消費電力が気になった時、自分で調べることができます。

無料のソフトウェアや設定画面によって知ることができます。

パソコンのつけっぱなしで寿命は縮まるのか?:まとめ

今回は「パソコンのつけっぱなしで寿命は縮まるのか?」の正しい知識を紹介しました。

結論として、

スリープとシャットダウンのタイミング(90分)を考えて使い分けていきましょう。

また古くなり買い替えの際にはエアフローの設計などにも気を配って選んでみましょう。

またパソコンのつけっぱなしは極力しないことをお勧めします。

以上のことを知っていたならばパソコンも長持ちし、消費電力も抑えられることでしょう。

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